パイモン[Paymon]

支配領域は日中、双児宮20〜30度
地位は西界王

ラクダに乗り廷臣や音楽隊に取り巻かれて出現するとされる。
恐ろしい怒号と唸りを上げ、輝く冠をかぶっているがその顔は優しいらしい。
あらゆる芸術と科学を教える力を持ち召喚者の望む名誉や良質の使い魔を与える。
また、ラバルとアバリムという副王を従えてもいる。
西界王になる前は天の四界王の一人で元素のうち火を支配していたが創世記戦争で他王のオリエンス、アマイモンが完全中立を保つ一方パイモンは眷属の精霊系地魔サラマンダーを連れルシファーに加担をした。
現在、サラマンダーの種類、数が少ないのはそれが原因と言われている。
また、戦争時にミカエルに破れ戦後ルシファーの右腕となったと言われている。
火界王の職を解かれた彼はその力を持ったまま西界王となったために、地魔を召喚する際にはバルバトスと彼との交渉がまず必要となる。
(バルバトスとの交渉が必要なのはパイモンを呼び出すためにはまずバルバトスを召喚しなければならない故)
またバルバトス経由での召喚の他にパイモンの召喚には知恵の蛇、ヨガでいうクンダリニーの覚醒を用いる方法があるとされている。
(これは既にサラマンダーの力を持つ術者に限る)