2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

終わったぁw

auブログがサービス停止するという事で こちらに記事を全部移動しました★これからゆるゆる気の向いた時に更新してゆきます未熟者故、どうぞ寛容に見守ってやってください ではでは

長壁姫〔オサカベヒメ〕

刑部狐、刑部姫とも言われています さて、言わずと知れた長壁姫の事でも 狐好きなら知っている 妖怪好きさんも知っている 今更ですがお付き合いくださいませ あの白鷺城の天守閣のお姫様でございます 緋色の袴の30代くらいの美しい女性とされ 妹に会津の亀姫…

はこび

家の中におり 人が置いた物を別の場所に動かしたり、または置いた場所から落としたりする怪で 巷ではポルターガイストという言葉で有名です家鳴りなどと同一とされてしまい詳しい事は分かりませんが 害はなくただ物が知らぬ間に移動しているだけなので自分の仕業の…

百人一首のまじない

夏ですねw古典怪談がオイシイ季節になってまいりました 私の住む地域はもうお盆も終わってしまい町は若干気分が秋になっていますが 個人的脳みそはまだまだお盆刻でございます 今回は妖怪ではありませんが 猫好きならおそらく知っているだろうマジナイでも…

藻の花ランチュウ

江戸時代に発刊された梅花氷裂という伝奇小説に出てくる 藻の花という娘が取り憑いた怪魚 「金魚のお化け」として有名 物語の中で藻の花は信濃の守護職小串の家臣の家に妾として迎えられた美しい娘なのだが、ひょんな事から隣に住んでいた藁文太(さぶんた)…

魑魅・魍魎[チミ・モウリョウ]

さぁ、妖怪好きさんや某小説好きさん、知る方は知っておられるでしょうが…魑魅魍魎です そもそも魑魅って?魍魎って? というわけで簡単に諸説の一つを紹介まず、魑魅魍魎と言うと山川自然の妖怪精霊全般をさすとされています。さて、次に魑魅と魍魎に分けて…

一本だたら

一本たたらとも言われている 一本足の鍜治師の姿や一つ目一本足のの姿などの見た目を持つ その昔フイゴを踏み続け燃え盛る炎を見続けた鍜治師が片目を失明し、片足を不自由にして死んだのちにこれになったとも言われ 一部では鍜治の神とされる説もある師走の…

以津真天[イツマデ]

怪鳥 姿は体は蛇、歯や爪が鋭くて大きさは五メートル超とされている 名付けたのは鳥山石燕戦後や飢餓で死んだ人間に寄り付き「いつまて〜いつまて〜」と呪詛をこめて嘆きそれを食べる妖怪 「いつまて〜」とは「死体をいつまで放っておくのですか?」という意味で…

しょうけら

庚申待ちの日に見ると災いを起こすらしいまた庚申の行事をきちんと守り行っているかを天井や屋根から見張っているともされ、庚申に眠っている人間を見つけるとその爪で人を裂くともされる

釣瓶火[ツルベビ]

つるべおとし つるべおとろし とも言う妖怪 おとろし との関係は不明 道の怪であり通行人や馬を標的に頭上へ古木の梢から釣瓶を垂らしてまるで魚を釣様に引き上げて食い殺すと言われる妖怪本体は絵にはないが顔のある火の玉として描かれる事がある

白澤[ハクタク]

中国に伝わる聖獣妖怪ではありませんが件の話しも出たので。。。 そのルーツとなった聖獣 胴体に六つの目を持ち、牛の体と三つ眼の人間の顔を持っているらしい。件のルーツとなっただけあり 予知、予言を得意とすると言われている。 頭脳明晰で森羅万象に通じ…

狂骨[キョウコツ]

晒骸[サラシムクロ]とも呼ぶ場所があると聞いた事があります沢山の死霊、怨念が集まり一となり、井戸や池から上がる 幽霊と言われたり妖怪と言われたりの存在 悪霊の塊でガシャドクロやレギオンに近い類のものだと思われます見た感じは煙の様に薄い骸骨で井戸から浮かび…

震々[ブルブル]

ぞぞ神、臆病神の事 人の襟や首筋につく妖怪 ぞぞ神と臆病神はほんらい特質が違う ぞぞ神は恐怖で人間に鳥肌を立たせたり、首筋に冷たい息を吹き掛けてゾクゾクさせる 逆に臆病神は敵から逃げたくなる心を人間に与えたりその心に漬け込む その両方はやり方は違う…

ジャンピングババァ

全国には色々なババァ妖怪がいます 砂かけ婆もそうですが 近年の婆妖怪といえばダッシュババァ、百キロババァ、足売りババァ、3時ババァ等々 実に様々なババァ妖怪だ このジャンピングババァもそんな妖怪の一人 こいつは私が住む地域に出ると噂の妖怪で 見た目は白装束に赤…

陰摩羅鬼[オンモラキ]

屍の瘴気が変化した物。 多くは頭の禿げ上がった黒い鳥で描かれ 目は鬼火の様な不思議な光を放ち、口から火を吐く。 羽を震わせて高音で鳴くらしい。 その声を聞いた者は気を狂わせるともいう。

青行灯[アオアンドン]

毎夜行灯が消えた後に現れる妖怪でもあるが 百物語で最後の話の青い紙を張った行灯の蝋燭が消えた時に現れる事から『青行灯』という名前がついたらしい

木花咲耶姫神[コノハナサクヤヒメノカミ]

別名:木花之佐久夜毘売命[コノハナサクヤビメノミコト]、神阿多津比売命[カミアタツヒメノミコト]など他に5つ山、火、酒造の神大山祗神の娘、姉に長姫神 夫はニニギ神桜の美しさを体現した神。 繁栄と共に命の儚さも象徴している。 その事から人間の寿命が短くなった起源の神ともされてい…

狐狗狸さん [コックリサン]

コウクリ様(高句麗様らしいが中国、高句麗との関係は不明) 降霊術の名前コックリさんに同じ有名な10円玉のアレで呼び出されるやつですね。 降霊を使った予言や予知。 失敗すると取り憑かれるって言われてました。 かたや狐という説が高いですが狐狗狸と言う字から…

大山祗神[オオヤマヅミノカミ]

別名、和多志大神[ワダシノオオカミ]酒解神[サケトノカミ] イザナギ、イザナミの子でコノハナサクヤの父 山神としての顔と海神としての顔をもつ また武神・軍神としても瀬戸内水軍に崇敬されていました愛媛県に本神社があります余談 我家の信仰している御神様が大山祗神です

紫鏡[ムラサキカガミ]

都市伝説の一つであり 妖怪でもある鏡古く百鬼夜行では九十九神の一つとして登場していたり また大正から戦後昭和にかけては紫色の鏡を持つぬっぺら女の妖怪を紫鏡と呼んだという説があったらしい…らしいです昭和後期から平成初期 ちょうど私が小学校の低学…

蛙坊主[カワズボウズ]

カワズボンともいうらしい100年生きた蛙廃寺に住み着くとされ 修行僧の姿や尼僧の姿をすると言われる 何故修行僧や尼僧の姿なのかは定かではないが 害はなく人になりすまし施しを受け生活するらしい 干魃を予知する力を持っており稀に民を助けるとされる

山女[ヤマオ]

祖父はそう呼ぶ 女である確証は低い さらに人の形はしているみたいだが どうも大きな木の妖怪らしい… 山神の一種らしい

火寄[ヒヨリ]

神火[カミノヒ]と同一とされているトコもあるらしい 地方によっては鬼火の別名にも使われているらしいです 姿はなく空飛ぶ光玉をさし 人気のない竹林を夜中歩いていると寄ってくる 別に害はない様だか火寄の導きで照らされる道を歩くと黄泉の国へ誘われるという…

闇哭[ヤミナキ]

家鳴[イエナキ][ヤナリ][イエナリ]とも言う 夜、家がパキンとかミシっとか鳴る それは闇哭という妖怪の仕業 要は家の軋みの事 昔の人は何でも妖怪と結びつけたみたいだ それだけ妖怪の存在や闇に紛れる者の存在を信じて身近に感じていたんだろう ある意味共存ってやつ…

白童[シラワラシ]

ゆきんこ、雪子と同じ意 東北で多く見られるが全国にて有名吐く息は全てを凍らせる事ができる 雪女、雪男、冬婆などと同じ類のもの 雪女の子供という説もある 普段はおとなしいが 子供である故に無邪気に悪戯で人を殺してしまう事も…速自動氷製造機みたいだ…

鎌鼬[カマイタチ]

妖怪というより 都市伝説の口裂けや人面犬に近い存在で有名ですね。 しかし口裂けや人面犬と少し違い科学的研究、その結論も出てるとかいないとか… 某戦国史にも記載されているため昔からあった現象。 やっぱり昔の人はそういうものを現象ではなく存在として…

河童[カッパ]

長野のお祖父さんに聞いた話 尻子玉抜くっていうあれも河童 川神って言われるあれも河童 川守って言われるあれも河童でも違いがあるみたいだ 尻子玉抜くやつは死霊が妖化したものだとも言われている それとは違い川神は龍神の子、龍児の別の姿や神そのものと…

片輪車[カタワグルマ]

子供を拐う妖怪 ルーツは滋賀県 古今図続百鬼による容姿は、火炎の車に女が乗っている姿で描かれ、夜な夜な車の軋む音が大路で響く時その姿を見た子供のいる親は子供を拐われるといわれています。 拐われた子供を片輪車は肩から股まで引き裂くとか…片輪車は美女と…

天若日子神[アメノワカヒコノカミ]

別名、天稚彦神[アメノワカヒコノカミ]、彦星[ヒコボシ]天津国玉[アマツクニタマ]神の子供 穀物神として知られています アメノワカヒコとは「天上の若い男児」の意味 眉目秀麗の美男子だったが性格に難があったとされる。 天照大神[アマテラスオオミカミ]と天之御中主神[アメノミナカヌシノカミ]から地上を平定…

天邪鬼[アマノジャク]

人の心を読み人の意図と逆の行動をとる妖怪。 変幻自在で口まね、いわばモノマネが得意 地域によっては家の炉の灰の中に住むとも言われています昔話の瓜子姫物語に登場するのが有名ですよね