紫鏡[ムラサキカガミ]

都市伝説の一つであり
妖怪でもある鏡

古く百鬼夜行では九十九神の一つとして登場していたり
また大正から戦後昭和にかけては紫色の鏡を持つぬっぺら女の妖怪を紫鏡と呼んだという説があったらしい…らしいです

昭和後期から平成初期
ちょうど私が小学校の低学年の時などは心霊ブームがあり
狐狗狸やキューピッド、口裂、人面犬、人面魚、件、鎌鼬などといった噂以外に鏡系の都市伝説がポピュラーになった
例えば13番目の鏡だとか丑三の鏡など
その中に当然、紫鏡もあり
その名前を二十歳まで覚えているだけで死ぬ。と、言った怪噂がありました。

最近も都市伝説が密かに盛り上がっていましたが
昔と違い今の都市伝説はスケールがでかくて個人的にはあまり好きではなかったり(笑)
やっぱり都市伝説には昭和の匂いがしてほしい…
ま、単に子供時代の独特な不思議空間を思い出すからってだけの理由なんですけどね